ウォーターサーバーの放射能検査

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ウォーターサーバー各社の放射能検査は、福島第一原発事故の影響を受けて、2011年3月より暫定基準(厚生労働省発表)に基づき放射性物質である放射性ヨウ素(I-131)、セシウム-134(Cs-134)、セシウム137(Cs-137)の放射能検査を定期的に実施しています。

放射性物質検査の実施

厚生労働省が2012年4月1日より施行した「食品中の放射性物質の新たな基準値」においては、半減期1年以上の放射性セシウムを対象として、飲料水の新基準値は10ベクレル/L以下に引き下げられたことで、ウォーターサーバー各社による放射能検査もこの基準に従って行われています。実施する期間は各社によって異なりますが、1~2ヶ月に1回の放射能検査を実施し、ウォーターサーバー各社のWEBサイトにて公表されています。
赤ちゃんがいる家庭など、飲み水の放射能が気になる場合は、各社のWEBサイトで確認されると良いでしょう。

<ウォーターサーバー各社の対応状況>

サービス名 実施状況
フレシャス 月1回外部の検査機関に依頼して放射性物質検査を実施しています。⇒公式サイト
プレミアムウォーター 月1回放射性物質セシウム-134(Cs-134)、セシウム137(Cs-137)、セシウム-136(Cs-136)、放射性ヨウ素(I-131)の検査を外部の検査機関に委託して実施。⇒公式サイト
コスモウォーター 2ヶ月に1回専門の検査機関に委託し放射性物質(ヨウ素、セシウム)の残留状況の検査を定期的に行っています。⇒公式サイト
うるのん 月1~2回放射性物質セシウム-134(Cs-134)、セシウム137(Cs-137)の原水へ与える影響を外部の検査機関に委託して検査実施。⇒公式サイト
アルピナウォーター 薬剤師会検査センター、食品環境検査協会などの専門機関に依頼して月に一回を目処に放射性物質検査を実施して、ウォーターサーバーで提供している水の放射能からの安全性を確認しています。⇒公式サイト
クリクラ 毎月1回専門機関に検査を依頼して製品水に放射性物質(放射性ヨウ素I-131、放射性セシウムCs-134、Cs-137)が含まれていないことを確認しています。⇒公式サイト
ネイフィールウォーター 専門の検査機関により、PFOS及びPFOA、放射性物質、 ホルムアルデヒドの検査を行っています。⇒公式サイト
信濃湧水 信濃湧水は、月に1度、第三者機関(社団法人長野県薬剤師会検査センター)による検査を行っています。⇒公式サイト
オーケンウォーター 放射能の定期検査を専門の検査機関に委託し、検査を行っています。⇒公式サイト
ハワイウォーター 定期的に製品の放射性物質検査を専門機関に依頼して実施しています。⇒公式サイト
ウォーターエナジー 安全なミネラルウォーターを提供するため、毎月一回、検査機関に放射性物質の分析を依頼しています。 ⇒公式サイト
ワンウェイウォーター 2ヶ月に1回専門の検査機関に委託し放射性物質(ヨウ素、セシウム)の残留状況の検査を定期的に実施しています。⇒公式サイト
アクアクララ 2ヶ月に1回専門の検査機関に委託し放射性物質(ヨウ素、セシウム)の残留状況の検査を定期的に実施しています。⇒公式サイト
アクアセレクト 放射性物質の検査を定期的に実施しています。⇒公式サイト
ふじざくら命水 放射性物質(ヨウ素、セシウム)の汚染に関して、専門機関に分析試験を依頼しています。⇒公式サイト
マーキュロップ 毎日自主検査を行い、さらに月に1度第三者機関で水質検査を実施。食品衛生法で定められた「製品水の成分規格47項目」「原水の製造基準2項目」の他、独自の「自主検査基準7項目」「放射性物質基準4項目」「PFAS(有機フッ素化合物)2項目」を設けて品質を管理しています。⇒公式サイト

放射能も除去するROろ過

ウォーターサーバーで提供するお水には天然水とROろ過水の2種類があります。天然水は自然から汲み上げた水を安全に飲めるようにろ過・加熱殺菌等の処理を行い不純物を排除してそのままの状態で提供されますが、ROろ過水は、0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターを通して不純物を除去する為、不純物と共にお水に含まれるミネラル分も除去し、また、放射性物質のセシウム(0.001ミクロン)、ヨウ素(0.0005ミクロン)も除去すると考えられています。天然水であっても各社共に放射性物質検査を行っているので、それ程気にする必要はありませんが、より安全性を求めるのであればROろ過水を選ぶのが良いのではないでしょうか。