ウォーターサーバーの種類(お水、サーバー)
ウォーターサーバー各社毎にお水の種類、サーバー本体の種類やレンタルシステムなどが異なります。
使う方の用途や好みに合わせて、お水は天然水、ROろ過水、水道水浄水型、サーバー本体はエコ機能付き、卓上型、床置き型、デザイナーズ、キャラクターコラボ、その他コーヒーメーカー付き、炭酸水生成機能などのオリジナル機能が付いたものなど様々な種類があります。
また、レンタルシステムについてもお水の定期配送や、お水が無くなったら注文するシステム、定額制などの種類があります。ウォーターサーバーにはどんな種類やタイプがあるのか紹介致します。
お水の種類
宅配水型のウォーターサーバーで提供されているお水には、大きく分けて天然水とROろ過水の2種類があります。
天然水を提供しているウォーターサーバー会社が大半を占めますが、ミネラル分を含まない水を利用したいなど、用途に合わせて選べるようにROろ過などを扱っているウォーターサーバー会社もあります。
また、水道水を利用する浄水型ウォーターサーバーなどのタイプもあります。それぞれ利用するお水の種類について解説します。
天然水
天然水とは、ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていない特定の地下水を原水として、人工的な加工を行わなっていないお水のことです。
ウォーターサーバー会社で提供する天然水は、自然から汲み上げた水を安全に飲めるようにろ過・加熱殺菌等の処理を行い不純物を排除してそのままの状態でお届けするため、採水地によって含まれるミネラル成分が異なり、それぞれ独自の風味を楽しむことができます。
高い品質管理と採水技術が必要となるため、値段はやや高めになりますが、豊富な天然ミネラル分を摂取できるとあって、多くの方に支持されているお水です。
⇒天然水ウォーターサーバー一覧
ROろ過水
ROろ過水とは、簡単に言えば水道水などのお水の不純物をできる限り除去して作られた人工水のことで、RO(Reverse Osmosis)膜(0.0001ミクロンの超微細孔のフィルター)を通して不純物を除去し製造されたお水です。
RO膜はミネラル分まで取り除いてしまう為、ウォーターサーバー会社によっては、ROろ過した後に、ミネラル分を添加して独自の水を作り出している場合もあります。デザインウォーターやピュアウォーターとも呼ばれ、人工的に作ることができるため比較的安価なのが特徴です。
⇒ROろ過水のウォーターサーバー一覧
水道水利用
ウォーターサーバーには水道水を浄水して利用する機種があります。浄水フィルターは水道水に含まれるミネラル分を残して不純物を取り除くミネラルタイプと、不純物とミネラル分も取り除くROろ過タイプがあります。水道水を利用する為、お水代は水道代だけしかかからず、毎月定額制となっています。
⇒浄水型のウォーターサーバー一覧
ウォーターサーバー本体の種類
ウォーターサーバーの機種には様々な機能があり、ユーザーの好みや用途に合わせて様々な種類に分かれています。設置場所に応じた形状や、インテリアとして部屋にマッチさせたい方向けのデザイナーズタイプ、電気代を節約するタイプなど様々な種類に分かれますので、それぞれ解説致します。
床置き型・卓上型
出典:フレシャス
ウォーターサーバー本体の種類には床置き型と卓上型の2つの種類があります。文字通り床に直に置いて使うタイプと、テーブルの上に置いて使うタイプのサーバーで、部屋に置けるスペースがあるか、またはテーブルに置くスペースがあるかなど居住空間を考慮して選ぶことが出来ます。
床置き型は高さ1m以上のものがほとんどで、タンクの容量も大きい為、家族数人で使うのに便利ですが、一人暮らしで利用する量も少ないような場合は卓上型がおすすめと言えます。
⇒床置き型
⇒卓上型
宅配水タイプと浄水型
ウォーターサーバーには天然水やROろ過水などのお水を定期的に自宅に宅配してもらって利用する宅配水タイプと、水道水を浄水して利用する浄水型の2つの種類の機種があります。
宅配水はお水を定期的に購入する必要がありますが、浄水型は水道水を浄水して使う為、水道代しかかかりません。毎月のお水の消費量が多い場合は、お水代金を気にせずに使える浄水型がおすすめですが、それ程消費量が多くない家庭や、天然水の味を楽しみたい方にとっては宅配水がおすすめです。
⇒宅配水タイプ
⇒浄水型
ボトル下置きと上載せ型
宅配水タイプのウォーターサーバーにはウォーターボトルを上に載せる機種と下置きで足元でボトル交換ができるタイプの2機種があります。
大半のウォーターサーバー機種は水ボトルを上に載せるタイプとなっていますが、床置きのウォーターサーバーは100cm~130cmの高さである為、上に載せるタイプだと重たいボトルを持ちあげる必要がありお水の交換が大変です。力の弱い女性や子供、ご年配の方にとっては交換するのも一苦労となってしまいます。
そういった交換時の大変さを考慮して、最近ではボトル下置きの足元交換が採用されたタイプの機種が発売されています。下置きの足元交換のウォーターサーバーならば力のない女性や年配者でも交換が楽に行えます。
⇒ボトル下置き型
省エネタイプ
ウォーターサーバーは機種によって性能が異なりますが、特に気にしたいのが電気代です。ウォーターサーバーって意外と電気代がかかり、省エネ機能のないタイプのものは月額1,000円程の電気代がかかってきます。
単純にお水代やレンタル代などでコストを考えてしまいますが、電気代も合わせて検討するとトータルでのコストが違ってきます。
まずチェックしたいのはエコモードがついているかどうかで、例えば就寝している夜中などはウォーターサーバーを使わないので、エコモードにしておけば温水機能などがオフ状態になり電気代をかなり節約することが出来ます。エコモードを使用した場合の電気代は300円台~500円程度です。
また、エコモードは切替が必要である為、就寝前や外出前に切替を行うなど意外と手間がかかったりしますが、部屋の明るさに応じて自動でスリープモードに切り替わるなどの高機能なサーバーもあります。
⇒エコモード付き
デザイナーズタイプ
飾り気のない業務用で使うようなウォーターサーバーが多いですが、スタイリッシュにデザインされたデザイナーズのウォーターサーバーもあります。有名なのがamadanaとのコラボによりデザインされたサーバーなどで、部屋のインテリアに合わせて選ぶことも出来ます。
⇒デザイナーズのウォーターサーバー
キャラクターコラボ
アニメキャラクターなどとコラボしたものもあり、人気アニメのワンピースや進撃の巨人などのデザインがほどこされたウォーターサーバーはファンや子供のいる家庭などでは楽しんで使えると思います。
⇒キャラクターコラボのウォーターサーバー
その他オリジナル機能型
ちょっと変わったオリジナル機能がついているウォーターサーバーもあり、炭酸水が作れるサーバーや、ロボット掃除機がついているサーバー、紫外線で除菌する機能がついているサーバー、追加機能で水素水が作れるサーバーなど差別化を図ったものもあります。
レンタルシステムの種類(ノルマあり、なし)
宅配型ウォーターサーバーのレンタルシステムには、お水の定期購入と、定期配送なしでお水が無くなったらその都度注文するシステムがあります。
定期購入の場合、お水を定期的に購入しなければならない代わりにサーバーのレンタル代が無料であったり、通常より安くなっているケースが多く、都度注文の場合は、その代わりにサーバーのレンタル代が有料となっていることが多いです。
また、水道水を利用する浄水型は定額制となっています。
お水の定期配送(ノルマあり)
大半のウォーターサーバーのレンタルシステムには「ノルマ」と呼ばれる毎月最低注文しなければならない水ボトルの本数があります。ノルマのあるウォーターサーバーでは、申し込み時に定期配送のお届けサイクルとお水の本数を選択する必要があり、お届けサイクルは1週間~1ヶ月くらいの間隔で、どれくらいの間隔でお水を何本届けてもらうかは申し込み時に選ばなければなりません。
都度注文(ノルマなし)
一部のウォーターサーバーでは、お水が無くなったら注文するシステムの「ノルマなし」の会社があります。ノルマなしのウォーターサーバーは水ボトルの定期配送ではなく、毎月必要な分だけ注文して配送してもらうシステムになっており、ノルマがある場合はサーバーのレンタル代無料としている会社が多いですが、ノルマなしの場合は大半がレンタル代は有料となっていることが多いです。
⇒ノルマなしのウォーターサーバー