ウォーターサーバーの選び方

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ウォーターサーバーの選び方にはいくつかのポイントがあります。ウォーターサーバーをレンタルしようと考えている理由によっても重要視するポイントが異なってきますが、選ぶ会社によっても契約条件が色々と変ってきます。ウォーターサーバーの選び方には、大きくウォーターサーバー機種お水、レンタルシステムの3つの選び方のポイントがあります。まずはこの3つの点からチェックしておきたい選び方のポイントを解説致します。

ウォーターサーバー機種の選び方

ウォーターサーバーにはいくつかの種類があり、またサーバー本体も様々な機能に違いがあります。レンタル費用もサーバーの種類や機能によって異なってきます。それぞれ種類、機能、レンタル費用について解説します。

ウォーターサーバーの種類

各社毎にレンタルできるウォーターサーバーにはいくつかの種類があります。床置き型、卓上型、宅配水タイプ、浄水型などそれぞれ解説していきます。

<床置き型と卓上型>

ウォーターサーバーの筐体には床置き型卓上型の2つの種類があります。文字通り床に直に置いて使うタイプと、テーブルの上に置いて使うタイプのサーバーで、部屋に置けるスペースがあるか、またはテーブルに置くスペースがあるかなど居住空間を考慮して選ぶことが出来ます。床置きタイプは高さ1m以上のものがほとんどで、タンクの容量も大きい為、家族数人で使うのに便利ですが、置き場所がテーブルの上とか台の上にしか置くスペースが無いような場合には卓上タイプがおすすめと言えます。

<宅配水タイプと浄水タイプ>

宅配水タイプは天然水やROろ過水などのお水を定期的に自宅に宅配してもらうタイプで、浄水型は水道水を浄水して利用するタイプの機種になります。宅配水はお水を定期的に購入する必要がありますが、浄水型は水道水を浄水して使う為、水道代しかかかりません。毎月のお水の消費量が多い場合は、お水代金を気にせずに使える浄水型がおすすめですが、それ程消費量が多くない家庭や、天然水の味を楽しみたい方にとっては宅配水がおすすめです。
⇒宅配水タイプ
⇒水道水浄水型タイプ

ウォーターサーバーの機能

ウォーターサーバーには利便性、安全性などが考慮された様々な機能が付いています。ウォーターサーバー機種の選び方に重要なサーバー機能について解説します。

<省エネタイプ>

ウォーターサーバーには電気代を節約できるエコモードスリープモード付きの省エネタイプの機種があります。ノーマルなウォーターサーバーの電気代は800円~1,000円程度ですが、エコモードは利用していない就寝中などに設定しておけば、温水の温度を下げて電気代を節約してくれます。ノーマルタイプの機種に比べて、3分の2~2分の1くらいの電気代に抑えてくれます。
⇒エコモード付きサーバー

<お水の温度>

ノーマルなウォーターサーバーであれば、冷水、温水が利用出来ますが、機種によっては常温水や再加熱機能が使え、また高性能な機種であれば温度調整が出来る機種などもレンタルされています。赤ちゃん用のミルクを作るのに最適な温度や、カップ麺などの沸騰温度に近いお湯が必要な方は利用できる温度帯を確認してみて下さい。

<クリーン機能>

ウォーターサーバーの機種によってはサーバーを衛生的に利用できるように様々なクリーン機能が開発されています。サーバー内の温水を定期的に循環させることでタンク内を熱殺菌する加熱クリーン機能、外気には雑菌などが含まれている為、取り込む外気をきれいにするエアクリーン機能、外気を取り込まないエアレス構造、タンク内でUV照射を行ってタンク内をクリーンにするUV除菌機能などがあります。
⇒衛生面を清潔に保つサーバー

<チャイルドロック>

ウォーターサーバーは冷水と温水の2つの温度が使えますが、赤ちゃんがイタズラで温水のレバーに触ってしまい、熱湯が出て火傷するのを防ぐための機能としてチャイルドロックがあります。機種によってはオプション機能となっている場合や、温水のみチャイルドロックが使えたりと機種によって様々なのでチェックしてみて下さい。

サーバーのレンタル費用

ウォーターサーバーのレンタル費用は、宅配水タイプと浄水型タイプによって異なります。それぞれのレンタル費用について解説します。

<宅配水タイプのレンタル費用>

ウォーターサーバーのレンタル代は、大半が無料となっている機種が多く、高性能な機種であっても無料でレンタル出来るウォーターサーバーが多いです。比較的、エコ機能付きや高機能の機種はレンタル代有料となっていることも多いですが、スタンダードな機種であれば、ほとんどが無料でレンタルすることが出来ます。ただし、無料である代わりに毎月必ず注文しなければならないお水の本数が決まってたりするので、レンタルシステムもチェックしてみて下さい。

<浄水型のレンタル費用>

水道水浄水型のウォーターサーバーの場合、お水は水道水を利用するのでお水を購入する必要がありません。その為、サーバー本体のレンタル費用は有料となっており、月額3,000円~5,000円程度のレンタル代がかかります。浄水カートリッジの交換費用などもレンタル代に含まれる為、毎月定額でお水が使い放題です。毎月お水をたくさん使う方におすすめです。

お水選びのポイント

お水選びは単にお水に含まれる成分や味だけでなく、容器の種類や容器の廃棄、回収方法なども異なってきます。お水の選び方について3つの点から解説致します。

お水の種類は?天然水とROろ過水

ウォーターサーバーで取り扱うお水には大きく天然水とROろ過水の2つがあります。
天然水は自然から汲み上げた水を安全に飲めるようにろ過・加熱殺菌等の処理を行い不純物を排除してそのままの状態でお届けするため、採水地によって含まれるミネラル成分や硬度が異なり、それぞれ独自の風味を楽しむことができます。天然水にはたくさんの種類があり、選ぶ天然水によって価格も異なります。
ROろ過水は、お水の不純物をできる限り除去して作られた人工水のことで、RO(Reverse Osmosis)膜(0.0001ミクロンの超微細孔のフィルター)を通して不純物を除去し製造されたお水です。限りなくお水以外の成分を除去してしまう為、ミネラルなども含まない純水(ピュアウォーター)となります。人工的にろ過して作られる為、価格も天然水に比べて安く、また純水の為、癖が全くなく、誰にでも好まれるすっきりとした味わいとなっています。
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容器・ボトルの種類

ウォーターボトルにはいくつか種類があります。以前はガロンボトルが一般的でしたが、現在はガロンボトル、ペット樹脂のボトル、ビニールパックなどの種類があります。ガロンボトル容器は頑丈に作られており、ウォーターサーバー会社で回収し再利用されます。ペット樹脂のボトルやビニールパックは、使い終わった後、家庭ごみとして廃棄することが出来ます。ガロンボトルは12L容量のものが多く、重量が重い為、お水の交換が大変ですが、ビニールパックは7L程の容量になっている為、交換も楽に行えます。

ボトルの回収方法

お水のボトルには、大きくリターナブル方式とワンウェイ方式の2つがあります。リターナブル方式は、空になったボトル容器を回収する方式で、頑丈なガロンボトル容器はこの方式が採用されています。ワンウェイ方式は、ペット素材やビニールパックの容器など、使い捨てタイプの容器に採用されており、容器は自身で廃棄する方式になります。ボトルを回収するか使い捨てるかの違いですが、ライフスタイルに合わせて選ぶのが良いかと思います。
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レンタルシステムの違い

ウォーターサーバーのレンタルにはお水を定期購入するシステム(ノルマあり)と、定期購入が不要で必要な分のお水を毎回注文するノルマなしの2つがあります。

定期購入(ノルマ)

大半のウォーターサーバーのレンタルシステムには「ノルマ」と呼ばれる毎月最低注文しなければならない水ボトルの本数があります。定期購入のウォーターサーバーでは申し込み時にお水の定期配送のお届けサイクルとお水の本数を選択する必要があり、お届けサイクルは1週間~1ヶ月くらいの間隔で、宅配する間隔と、お水を何本届けてもらうかを申し込み時に選択しなければなりません。

ノルマなし

ノルマなしの場合は、必要な分だけ注文してお水を配送してもらうシステムになっています。ノルマなしの場合、ほとんどのウォーターサーバー会社はサーバーレンタル代が有料で、ごく一部レンタル代無料としている会社もありますが、2ヶ月以上注文がない場合はレンタル代が発生するなどの条件を設けています。毎月のお水の消費量が一定であれば定期購入の方が向いていますが、家を不在にしているこが多いなど、毎月のお水の消費量が不定である場合はノルマなしのシステムが向いています。


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