ハミングウォーターとクリクラ浄水サーバーの比較
水道水を浄水するウォーターサーバーのハミングウォーターFlows(フローズ)とクリクラ浄水型サーバーfeel free Fit(フィールフリー)を比較してみました。料金、レンタルシステムなどが似ている為、ハミングウォーターとクリクラ浄水サーバーを比較している方も多くいるようです。料金やレンタルシステムの違い、サーバー性能の違いなどをまとめています。
項目 | ハミングウォーター | クリクラ浄水サーバー |
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サーバー | Flows(フローズ) |
feel free Fit |
レンタル月額 | 3,300円(税込) ※2年契約 |
2,680円【お得プラン】※5年契約 2,980円 【スタンダードプラン】※2年契約 3,300円【ライトプラン】1年契約 +「あんしんサポートパック」460円 ※全て税込 |
給水方式 | タンク補充型 | タンク補充型 |
浄水フィルター | 高密度圧縮活性炭+限外ろ過中空糸膜(UFろ過) | 活性炭+中空糸膜フィルター |
浄水能力 | 除去物質数:26種類 <JIS S 3201試験結果> ・遊離残留塩素 ・濁り ・クロロホルム ・ブロモジクロロメタン ・ジブロモクロロメタン ・ブロモホルム ・テトラクロロエチレン ・トリクロロエチレン ・総トリハロメタン ・CAT ・2-MIB ・溶解性鉛 ・シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン ・ベンゼン ・陰イオン界面活性剤 ・フェノール類 ・ジェオスミン <浄水器協会規格基準JW PAS Bに準拠する試験結果> ・1,1,1- トリクロロエタン <その他自社による試験結果> ・鉄(溶解性) ・水銀 ・カドミウム ・有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA) ・アルミニウム ・四塩化炭素 ・鉄(微粒子状) ・細菌 |
除去物質数:18種類 JIS S 3201:2019に基づく除去対象物質:法定12項目 + 5項目 ・遊離残留塩素 ・濁り ・ブロモジクロロメタン ・ジブロモクロロメタン ・ブロモホルム ・総トリハロメタン ・テトラクロロエチレン ・トリクロロエチレン ・ベンゼン ・シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン ・CAT(2-クロロ-4,6-ビスエチルアミノ-1,3,5-トリアジン) ・2-MIB(2-メチルイソボルネオール) 溶解性鉛 ・陰イオン界面活性剤 ・フェノール類 ・ジェオスミン JWPAS B.210 浄水器協会自主規格基準に基づく除去対象物質:1項目 ・PFAS( PFOS・PFOA) |
温度仕様 | 水温:6~10℃、 湯温:80~90℃、常温水、再加熱 | 冷水:約4~10℃ 温水:約80~90℃ |
タンク容量 | 冷水1.5L/温水1.3L/常温水1.1L ※給水タンクは約4L |
冷水タンク容量:2.0L、温水タンク容量:2.0L ※給水タンクは約6L |
カートリッジ交換 | 6ヶ月に1回 ※費用はレンタル代に含む |
12ヶ月に1回 ※費用はレンタル代に含む |
衛生面 | タンク内にUV(紫外線)ランプ設置 | 1年に1回専門スタッフが回収して、フルメンテナンスしたサーバーと交換 |
省エネ機能 | エコモード搭載 | エコ機能なし |
電気代/月 | 約475円 | 不明 |
チャイルドロック | 冷水、温水、常温水に対応 | 温水に対応 ※希望により冷水にも取付が可能 |
評価 | 4.4/5段階中 | 4.2/5段階中 |
WEBサイト | ハミングウォーター公式サイト | クリクラfeel free Fit公式サイト |
ハミングウォーターとクリクラ浄水サーバーFitの違い
ハミングウォーターとクリクラ浄水サーバーFitを比べてみると、月額料金はハミングウォーターの方が安くなっています。仕様面ではハミングウォーターは常温水、再加熱が使え、また鍋やヤカンなどに給水しやすい様にトレイをワイドに使える点など、料理での利用も考慮されている点がクリクラ浄水サーバーFitと異なっています。
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料金の比較
クリクラは選択するプランによって月額料金が異なり、「お得プラン」を選択すれば月額2,680円+「あんしんサポートパック」460円で月額トータル3,140円(税込)と、ハミングウォーターの3,300円(税込)よりも月額料金は安くなります。
但し、クリクラの「お得プラン」は5年の契約期間となる為、5年未満の利用であればハミングウォーターの方が費用は安くなります。クリクラはあんしんサポートパック料金が含まれた金額である為、メンテナンス面ではフィルター交換、年1回の有人による機種交換などもレンタル料金に含まれています。
また、初回にかかる初期費用は、ハミングウォーター、クリクラ共に無料です。
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浄水フィルター
水道水を浄水するフィルターは、ハミングウォーターでは高密度圧縮活性炭+限外ろ過中空糸膜(UFろ過)の高性能なフィルターを採用しており、21項目の除去対象物質が除去出来ます。
クリクラ浄水サーバーFitは活性炭+中空糸膜フィルターを採用しており、除去対象物質数は不明ですが、微粒子状物質から微生物類まで取り除けるフィルターとなっています。 -
サーバー機能面
サーバーの機能面では、温度設定でハミングウォーターが冷水、温水、常温、再加熱の4つの温度帯が使えるのに対して、クリクラ浄水サーバーFitは冷水、温水の2つの温度帯となっています。また、ハミングウォーターはエコモード搭載で、電気代も月約475円と費用を抑える設計となっています。クリクラ浄水サーバーFitにはエコ機能はありません。
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利便性
出典:ハミングウォーター使い勝手の面では、ハミングウォーターflows(フローズ)は給水口の下にあるトレイは引き出してワイドに使うことが可能です。鍋やヤカンを置いたまま給水することが出来ます。常温水や再加熱機能なども付いているので、料理などに使われる方にとっては便利な機能となっています。
クリクラ浄水サーバーFitも出水口周りが広くハンズフリー出水も出来るので、長いコップや大きな鍋への給水も楽に行うことが出来ます。使い勝手の面ではどちらも料理にも使いやすいように考えられた設計となっています。 -
タンク容量
両方ともタンク補充型の機種である為、水道水を補充する給水タンクの容量や、浄水した水を貯めておけるタンクの容量は重要です。お水の使用量が少なければあまり問題ありませんが、料理に使う、複数人で利用するなど水の使用量が多いような場合はタンク容量が少ないと頻繁にお水を補給する必要が出てきます。両方のタンク容量を比べてみるとクリクラ浄水サーバーFitの方がハミングウォーターに比べて若干多いタンク容量となっています。
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デザイン面
ハミングウォーター、クリクラ浄水サーバーFit共にシンプルなデザインで、キッチンやリビングなどに置いてもインテリアとして馴染みやすいデザインとなっています。どちらの機種もスペースを取らない省スペース設計となっており、ハミングウォーターFlows(フローズ)は幅26cm×奥行37cmのスリム設計で、クリクラ浄水サーバーも面積はA4サイズ紙ほどのとってもスリムな設計となっています。
⇒ハミングウォーター公式サイト
⇒クリクラ浄水サーバー公式サイト